※当ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。

WiFiと電波法の関係

WiFiが電波が強いほど通信範囲が広く、速度も理論上の最大速度に近づきますが現実には様々な要因で制約を受けています。その中には日本国内の電波法による制限もあり、電波の出力や周波数帯などが法律に沿った仕様である機器には認証マークもあります。そこで今回はWiFiと電波法の関係についてご紹介します。

技適マークがないWiFi機器は国内で使用できない

総務省が発行している技適マークは各法令に準拠した機器ごとに発行されており、日本国内で電波を使用するあらゆるデバイスはこの認証なしに使用することはできません。

実際には法令に準拠していたとしても認証を受けてない製品を使用すると電波法違反となり、1年以下の懲役や100万円以下の罰金という処罰が下されてしまいます。

電波は公共の資産

電波は非常に多くの機器やサービスが使う物であり、中には行政や市民サービスに関わる大切な帯域もあります。もし電波法に準拠しない機器により影響を受けると人命に関わるトラブルへ発展する可能性もあるため、安易に技適マークのない機器の使用や改造は控えるべきです。

仮に技適マークがある製品であってもユーザーが分解した時点で技適マークの効力が失われてしまい、電波法違反となる点には注意しましょう。

強力な輸入品のWiFi搭載機器は要注意

通常のWiFi機器よりも強力であることを謳う輸入品のWiFiアダプタやWiFiルーターは技適マークがない製品であることが珍しくありません。これらの機器は電波法で定められた出力を大きく超える電波を発することで通信範囲や通信速度を向上させており、もちろん使用すれば違法です。

なおロボット掃除機やドローンといったWiFiを使用することも可能な機器も電波法の対象であり、ネット上で転売されていたり個人輸入したりすることで技適マークのない海外仕様の機器を購入してしまうケースが増えています。

5GHz帯のWiFiは一部のチャンネルしか屋外使用できない

WiFiの電波は2.4GHz帯と5GHz帯の二つがありますが、どこでも使用可能な2.4GHz帯に対し5GHz帯は制約が存在します。5GHz帯は複数のチャンネルを使用することで電波干渉を避けて高速な通信ができることがメリットですが、屋外利用時はW56というチャンネル幅だけで電波の出力も定められています。

もし市販されているWiFiルーターをそのまま屋外や別の建物へWiFiを飛ばすために使用すると電波法に触れてしまうため、室内と室外で電波の規制内容が変わる点に注意しましょう。

まとめ

電波は目で見ることはできませんが、多くの機器やサービスが電波に頼って動いておりこれらの安全を守るために電波法や技適マークが存在しています。電波を使う機器を購入する際は技適マークのない並行輸入品に注意し、もし購入してしまっても使用は控えるかWiFi機能をオフにするべきです。

またWiFiルーターやWiFiアダプタはアンテナ交換や増幅器を追加するだけで大幅に性能向上が上がりますが、電波法に触れるだけでなく他の機器へ影響を与えトラブルの原因となることは忘れないようにしましょう。