メモリがアップグレードされた新型GTX1060グラフィックボード

GeForce RTX 20シリーズの発売以降、旧モデルとして価格が下がりつつあるGTX10シリーズですが一部のモデルで仕様変更したモデルが登場しました。フルHD解像度ならまだまだ現役で活躍できるGTX10シリーズがマイナーアップグレードされたことで価格と性能のバランスが変化しつつあります。そこで今回は新型GTX10シリーズについてご紹介します。

マイナーバージョンアップされたのはGTX1060 メモリ6Gモデル

Gigabyteのゲーミング向けブランドであるG1 Gamingから新型GTX1060を搭載したグラフィックボードが発表されています。GTX1060はメモリが本来GDDR5ですが新型では世代の新しいGDDR5Xへアップグレードされています。

GDDR5XはGTX1080やTITAN Xといったハイエンドモデルのみ搭載可能とされてきただけにミドルレンジのGTX1060とGDDR5Xは新たな製品ラインナップと言えます。

GTX1060のGDDR5X化による性能差は少ない模様

メモリの世代が新しくなった新GTX1060ですが、メモリのスペックは従来通りに抑えられているため極端な性能の違いはないと思われます。また新GTX1060は検品落ちした上位モデルを再利用した製品ではないかという噂も広まっています。

実際に品質検査で不合格だった物をスペックダウンして実装することで下位グレードとして再生・販売することは珍しくありません。上位モデルとしては基準も満たさないGPUコアも下位モデルとしてなら十分な品質があることが多くNVIDIAだけでなく他の半導体メーカーも同様のことを頻繁に行うことで製造コストを調整しており、今回もこの動きがあったと見るほうが自然です。

GDDR5X化によって旧GTX1060の値崩れとRadeonの新型へ対抗が期待されている

すべてのGTX1060がGDDR5Xモデルへ切り替わらないにしても今回発表されたゲーミングモデルのGTX1060のように一部商品は世代公開が進むと思われます。その結果、旧モデルに関しては一定の値崩れが起きる可能性が高く、これからGTX1060の購入を検討しているユーザーにとっては朗報かもしれません。

また、GTX1070とGTX1060の中間的スペックと予想されているAMD Radeon RX 590への対抗馬としてリリースされた可能性もあります。AMDは高速なHBM2メモリを主力製品に採用していることからNVIDIAも普及価格帯のGTX1060へテコ入れをしたのではと予想するユーザーもいるようです。

まとめ

大々的な発表もなくひっそりとリリースされたGDDR5X版GTX1060ですが、日本国内での発売時期や詳細なベンチマークスコアは分かっていません。しかし最も数が売れるミドルレンジの製品をNVIDIAが増やしたということは何らかの戦略があるとあると見るべきであり、今後の動向に要注意です。

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