1Gbps対応のWifi規格とWifi規格名称の変更について

光ファイバーのネット回線は1Gbps契約が主流になったことで有線LANはもちろんWifiも1Gbpsに対応することで回線速度を活かした使い方が出来るようになります。

しかし今やWifi規格は様々な後発の規格が登場し、より高速になった一方で名称が似通っているためユーザーが分かりにくいという問題も出てきました。そこで今回は1Gbps対応のWifi規格と新しいWifi規格名称についてご紹介します。

複数アンテナで通信を同時に行うMIMO技術でより高速になる

MIMOは複数の送信アンテナと複数の受信アンテナを使うことで通信速度を飛躍的に向上させる技術です。仮に送信アンテナと受信アンテナの数が4本なら約4倍の速度が出せます。

Wifi子機側の製品サイズが大きくなるというデメリットはありますが、Wifi子機が大きいほどアンテナ数が多く受信感度向上による通信速度の向上を期待できます。Wifi子機を購入する際はアンテナの本数とMIMO対応かどうかで判断しましょう。

IEEE 802.11ac

IEEE 802.11acは2018年現在流通しているWifiルーターの上位モデルを中心に採用されています。MIMOなしでは433Mbpsですが、8対のアンテナを使うMIMOありでは3467Mbpsまで高速化されます。

なおWifiの帯域幅を基本の80Mhzから160Mhzへ広げることで6933Mbpsまで高速化されます。実際に製品として流通しているものは4対のMIMOを採用した最大1733Mbpsが主流です。USB接続タイプのIEEE 802.11ac対応Wifi子機は2対のMIMOを採用した最大866Mbpsが主流のため、4対のMIMOを採用したPCI-Express接続タイプのWifi子機がお勧めです。

IEEE 802.11ax

2019年から製品が登場とすると言われているIEEE 802.11axは様々な新機能の追加と機能強化が行われています。省電力化されたことでノートパソコンやスマートフォンのバッテリー稼働時間が延びる他、Wifiの電波が入り乱れて通信速度に影響が出る環境でも通信速度が落ちにくいなどユーザーにとってうれしい改善内容となっています。速度もMIMOなしで600Mbpsと十分な速度に加え、帯域幅を160Mhzへ広げた状態で8対のMIMOなら9607Mbpsと10Gbpsに迫る勢いです。

Wifiの規格名称は「Wi-Fi」+「数字」になる

今まではIEEE 802.11acやIEEE 802.11axなど後ろのアルファベットで判断していましたが、どの規格が最新なのか分かりにくく見間違いを誘発しやすいという問題もありました。

そこで「IEEE 802.11nはWi-Fi4」、「IEEE 802.11acはWi-Fi5」、「IEEE 802.11axはWi-Fi6」と数字で分かりやすく表記されることになりました。新しい規格ほど数字が大きくなり、ユーザーは同じ数字のWifiルーターとWifi子機を探すだけで互換性のある製品を選ぶことが出来ます。

まとめ

Wifi規格は数年おきに大きな世代交代があり、十分普及したIEEE 802.11acの次にスタンダードになる規格はIEEE 802.11axことWi-Fi6と言われています。IEEE 802.11axを採用した製品はまだまだ発表されていませんが今後の新製品情報に要注意です。

現時点で1Gbps対応のネット回線を契約しているなら十分な速度を得られるIEEE 802.11acとMIMOの組み合わせができるWifiルーターとWifi子機の組み合わせが最適です。

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