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スリーブケーブルを使うメリット

デスクトップパソコンの内部はパーツが多いほど配線が増え、どのように配線をまとめるかが重要な上に見た目にこだわったパソコンケースなら配色も大切です。そこで最近では内部配線を工夫するカスタマイズに注目が高まり、様々なケーブル関連製品がリリースされその中にはスリーブケーブルも含まれます。そこで今回はスリーブケーブルを使うメリットについてご紹介します。

スリーブケーブルは柔軟性と耐久性が高く配線をまとめやすい

スリーブケーブルとはケーブルをメッシュや繊維素材で包み込んだケーブルであり、複数のケーブルをまとめて包む場合や一本一本のケーブルを個別に包む場合があります。

今注目されているのは一本一本のケーブルを個別に包むタイプのスリーブケーブルであり、ケーブルを平たく並べて隙間を通す時に活躍します。またケーブルがスリーブで2重に守られることで耐久性も向上し、ケーブルの柔軟性が増すことも大きなメリットです。

スリーブケーブルが配線で活躍するのはスリムタワーなど内部空間にゆとりがないパソコンケース

標準のケーブルと違いスリーブケーブルは取り回しがしやすく、ケーブルを通せるスペースが限られているコンパクトなパソコンケースで使用すれば組み立てが容易になります。

マザーボードの裏側を這わせる際も平たく並べればサイドパネルに接触することなく見た目もすっきりした仕上がりにすることも可能です。

市販されているスリーブケーブルはユーザー好みのカラーを選べる

ゲーミングマザーボードやグラフィックボードは特定のカラーへ統一しデザイン性を重視した製品が一般的ですが、標準の配線ケーブルは色分けされており全体の統一感を出しにくいという問題がありました。

そこでパーツに合わせた色で揃え統一感を出したスリーブケーブルへの交換というカスタマイズが増えています。既製品として販売されているスリーブケーブルは黒や白といった基本色はもちろん、赤や蛍光グリーンといったマザーボードのデザインに合わせたラインナップが多くLEDイルミネーションとも相性が良いです。

標準のケーブルをユーザー自身でスリーブケーブルへ改造することも可能

スリーブケーブルは市販品が多く流通していますがユーザー自身で作製することも可能です。スリーブケーブルとピンを専用の工具で圧着しコネクタに通せば比較的簡単に作製可能です。圧着工具などの初期投資は必要ですがユーザー好みの色や長さのスリーブケーブルを作れる点はとても魅力的です。

まとめ

スリーブケーブルにすることでケーブル全体の太さは増しますが、その分ケーブルを自由にレイアウトしやすくパソコン組み立て上級者から初心者まで幅広いユーザーにお勧めです。

さらに自作すればパソコンケースやパーツレイアウトに長さを合わせたケーブルでスマート且つデザイン性の高い組み立てを行うことも可能なため、魅せるパソコンを目指すなら自作スリーブケーブルを検討してみてはいかがでしょうか。