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昔から使っているネット回線なら知っておきたいサービス終了時期

ネット回線のサービス継続には終端装置の保守などが欠かせないだけでなく、収益性も重要な要素です。新規の顧客が見込めない回線サービスほど提供終了にすることでより収益性の高いサービスへユーザーを誘導する傾向があります。

特に2017年以降はネット回線の提供終了告知が増え、該当するユーザーはどのネット回線へ移行するか早めに検討する必要があります。そこで今回はサービス終了が決まっているネット回線についてご紹介します。

全国エリア

フレッツADSLはすでに新規申し込みが終了し、2023年1月末でサービス終了が決まっています。サービス終了までにフレッツ光が提供されていない一部のエリアだけはサービスを継続する予定です。

ADSLが使用するメタル回線網はIP化など他にも動きがあります。ADSLは以前から原因不明で突然使用出来なくなるケースが報告されており、光回線が使えるエリアなら積極的に切り替えをお勧めします。NTTのADSLは終了の告知があるもののYahoo ADSLについてはサービス終了について一切情報がありません。

NTT東日本エリア

Bフレッツ ニューファミリータイプが2020年1月末、Bフレッツ ベーシックタイプとBフレッツ ビジネスタイプが2021年1月末にサービス終了します。2018年10月から光ネクストへの切り替えサポートが始まっており、工事費の優遇があります。

NTT西日本エリア

フレッツ・光プレミアム(マンションタイプ・ファミリータイプ)が2019年1月末でサービス終了します。東日本同様に光ネクストへ一本化する方針です。戸建て・集合住宅の多くが該当するため東日本よりも対象となる回線が多く存在します。

サービス終了間近は回線切り替えが混み合う

駆け込み需要でサービス終了直前は新しい回線が開通するまで通常よりも日数がかかる傾向があります。サービス終了対象となっている際は早めにどのサービスへ移行するか検討を始めることが大切です。

特に今回のNTTによる回線サービス終了は商業的な要因も大きいため、これを機会に電力系ネット回線などサービスが安定運営されている事業者の提供するサービスへ移行することもお勧めです。

NTTの光は回線トラブル時の対応が不評

ISPと光回線事業者が別れているNTTのフレッツ光は回線トラブル時に対応がたらい回しになりやすくユーザーに優しくありません。特にISPとNTTがお互いに原因をなすりつけ合うケースが多く、解決までに多くの時間と電話代がかかることも珍しくありません。

電力系ネット回線ならISPと光回線事業者が同じなためトラブル時の連絡先が一元化され対応もたらい回しにされずスムーズに進みます。

まとめ

ネット回線は一度契約すると長い付き合いになりますが回線事業者の都合でサービス終了というのはあまり気持ちが良い物ではありません。サービス終了に伴う回線切り替え時の工事費優遇はあってもユーザーが工事に立ち会う時間やルーターの設定などに費やす時間は戻ってきません。

せっかく契約するならサービスが長く続きそうな電力系ネット回線などIPSも一緒に提供している事業者を選びましょう。