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2020年1月にサポート終了するWindows7から移行する時に気をつけたいこと

長く現役として使われてきたWindows7も遂に延長サポートが終了し、ネットに接続するならOSをアップグレードする必要があります。しかしWindows7の発売は2009年でありIntel Core2 Duo世代のパソコンも含まれます。

極端に古いパソコンはアップグレードできないことも多く、パソコンそのものを買い換える必要があるユーザーもいるのではないでしょうか。そこで今回はWindows7から移行する時に気をつけたいことについてご紹介します。

Windows7から移行するならWindows10しか選択肢がない

Windows8.1も2013年1月にサポート終了が迫っており現実的な移行先はWindows10しかありません。オフラインで使用するならWindows7のままでも支障ありませんが、ウイルス感染のリスクや新しい周辺機器やソフトウェアが扱えないため、いつかはWindows10へ移行せざるを得ません。

Windows7時代のハードウェアは新OSで動作しないものが出てきている

IntelがWindows10向けにドライバをリリースしているCPUはIntel Core iシリーズの第3世代以降です。互換ドライバで無理矢理古いCPUを動作させることも可能ですが、CPUの脆弱性が修正されない他にもメジャーバージョンアップが適応できなくなるケースもあり、古いパソコンなら買い換えも視野に入れる必要があります。

旧製品のドライバやユーティリティーソフトウェアの公開終了が相次いでいる

Windows7時代のハードウェアはメーカーのサポートが既に終了しているものが多く、Intelもイーサネットを含む多くの旧製品向けドライバをサーバー上から削除し始めています。

古いパソコンをWindows10として延命させる際はもちろん、Windows7を再インストールする際も最終バージョンのドライバが入手できないという自体が起きており、古いハードウェアが生きていても動作させる環境が作りにくい状況です。

キャンペーン終了後もWindows7からWindows10へ無償アップグレードできる

期間限定でWindows10へ無償アップグレードできるキャンペーンがあり、Microsoftの公式アナウンスでも終了したとされています。しかし実際にはWindows7からWindows10へ無償アップグレードが現在でも可能なため、ハードウェア要件を満たすならユーザーはOSをアップグレードできます。

もちろん公式の使い方ではないため利用は自己責任となりますが、OSもサブスクリプション方式へ切り替えを検討しているMicrosoftがWindows10ユーザーを増やすため意図的に無償アップグレードを継続しているとみられます。

Windows10で動作しないソフトウェアのためにWindows7環境を残すことも必要

Windows10もWindows7同様に32Bit版がリリースされていますが、古いソフトウェアが動作しない事例が多くあります。特に古い周辺機器ではWindows10向けのドライバがリリースされずWindows7を捨てることができないユーザーもいます。

もしWindows7が動作するパソコンがあるならソフトウェア資産・ハードウェア資産を残すためにあえてアップグレードせずに保管するという選択肢があります。

まとめ

永久的にひとつのバージョンのOSをサポートすることは商業的にもセキュリティ的にも難しく、今回のWindows7終了は避けることができないものです。慣れ親しんだOSから離れることを苦痛に感じることもあるかもしれませんが、逆らったところでデメリットしかないため前向きな気持ちで新しいOSに触れてみることをお勧めします。